負担なく働くための提言

少子高齢化が進む日本においては、福祉施設の充実が求められています。
そして、福祉施設における介護を考える上で切り離せない問題となっているのが、福祉施設の介護士の待遇に関する問題です。
中でも、特に問題とされているのが労働時間です。

福祉施設や介護施設で働く人の労働時間は長時間となっており、日本医療労働組合連合会が発表したデータによると、7割を超える人が2交代制で16時間以上勤務をしていることがあるそうです。
もちろん、全ての施設において、2交代制のシフトが組まれているわけではなく、人員配置に余裕があるところでは、2交代制のシフトを組んでいるところもあります。
そのため、労働時間を重視して働きたい場合には、募集要綱をしっかりとチェックして、応募したい施設が2交代制なのか、3交代制なのかを調べておきましょう。

福祉施設で働く介護士の労働時間の問題に対しては、現在、国や自治体側も労働環境の改善に向けて、様々な取り組みを強化しています。
一部、処遇改善が求められる施設に対しては、直接指導を行うなどの対応も行われています。
介護の仕事は数ある仕事の中でも、社会性の高い尊い仕事です。
しかし、社会性が高い仕事というだけでは、介護士の仕事は長続きはしません。
自分自身が疲弊してしまわないためにも、■■■介護業界の労働時間問題を解説■■■のようなサイトをしっかり読んで、労働環境をシビアに見ていきましょう。